※ 続きものなんで昨日の前編を先にみてください(´ー`*)
「返本し忘れた本が後日みつかったら、担当者全員でお金を出して買い取る」
試験的にそんなルールを導入してからというもの、返本ミスは激減。2週間近くミスはゼロでした。
しかし。
先日、ついにミス1号が発覚。
¥350のエロ本とのこと(´Д`;)一人70円キター
連絡を受けた俺はその現物『もっとすごい本当のH話』の表紙タイトルを確認し、
返本ミスがあった当日の雑誌返品案内のリストをチェック...
が。
なぜかリストに載ってません。
いや、載ってないわけはないはずです。 ...でも何回みても載ってない。
ひょっとしてリストが違う日のやつなのかな?
そう思った俺が連絡をくれたSくんに聞いてみると、
「これですよ」と俺の持っていた紙の1行を指さしてくれました。
リストにあったのは
『本当のH話コレクション』でした。ええ!?(゜Д゜)
あわてて俺は現物の表紙を再確認。
↓こんな感じでしたヽ(´ー`)ノ
リストに載ってたのは『本当のH話コレクション』。
待って待って待って。
なんでこれでもっとすごいが省かれてコレクションが載るんスか!?(´Д`;)
このリスト作ったやつワザとやってない?!
俺みたいに本に触れる仕事の人か、
こういうオジサン向けエロ本を愛読してる人ならわかると思いますが
オジサン系のエロ本には
本当にあった人妻のH話
もっとあった本当のH話
もっとすごい本当のH話
本当にあった浮気妻のH話
もっとすごい人妻のH話
本当にあった人妻の浮気話
もっとあった人妻の浮気話
もっとあった浮気妻のH話
といった具合に、やたら識別しづらいタイトルのものばかり揃っています。
↑のなかには
今回の返本ミスだった雑誌『本当のH話コレクション』も入っていますが
はたして気づいた人は何人いるでしょう?(´Д`;)
結論。
こういう場合は、タイトルの先頭から載せてもらわないと
変に省略した名前で載せられたら発見できるわけありません。
こんなのはリストを制作している本屋(日販)の陰謀ですρ(`Д´)ノ
そこで、他にもそんな返本ミスが発生していないか、
↑みたいな例を考慮したうえで本棚の整理をしつつ、疑わしい本を探してみました。
結果。
表紙が色あせてて、いかにも古くて
返本し忘れてそのままになってたっぽい本を2冊発見(´Д`;)
『DVD Web英知 ナオンズ』というエロ本と、
『あの話題のベストセラーを30秒で読む!』というムックっぽいやつ。
ベストセラー30秒のほうの表紙は→
(エロ本のほうは表紙載せられませんから。残念!
ところが、いくら過去の雑誌返品案内のリストを探しても、この2つは載ってる気配がありません。
やっぱりとんでもないタイトルでリストに載っているんでしょうか?(つД`)勘弁してよ。。。
真実を確かめるべく、
俺はその2冊をパソコンに返品登録してみることにしました。
登録すれば、その雑誌の伝票上でのタイトルが表示されるので、
リストに何と載っていたかが判明します。
まずはエロ本のほう。
表紙タイトル: DVD Web英知 ナオンズ
↓
伝票名: Web英和 ナオンズ
えええっ!?(´Д`;)
DVDって一言も書いてないし、しかも『英和』ってなんスか?! 辞書じゃないし!
この書き方だと、辞書で頭がロックされて
かろうじてエロ本だと判別できそうな『ナオンズ』の部分も
『ナポレオンの辞書』のことか何かと勘違いしそうなんですが(´Д`;)
しかし、そんなものは序の口だった。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
残った『ベストセラー30秒』の伝票タイトルが画面に表示された瞬間、
俺は悲鳴をあげていました。
↓
伝票名: ネタバレ御免!これ読んだ!?
わかるかあああああああああああ!!ヽ(▼皿▼メ)ノ
文字が小さすぎて写真だとみえませんが、
表紙の一番上の茶色のラインの中に
『ネタバレ御免!これ読んだ!?』って本の煽り文が書いてあります。
本に挟んである発注書をみてもこのとおり。
『ネタバレ御免!これ読んだ!?』とか、
本のタイトルですらありませんから!!ヽ(´ー`)ノ
その後も、『伝票名:最新版おつきあいのマナー』が
『表紙タイトル:オレンジページムック』だったり、日販の陰謀はまだまだ続いています_| ̄|○
ときとう駅長は、
こんなふざけたリストを送ってきておいて
返本が少し遅れただけで『期限切れ』と送り返してくる日販のやり方と
それでも上司からミスの責任を問われる理不尽な環境が悔しくて夜も眠れません。