国内3番手とはいえ、ドコモ、AUの2強に対し、大きく引き離されての1弱だったボーダフォン。
社名がボーダフォンになった当初、
海外でも自分の携帯がそのまま使えることをウリにしていたんですが、
反面、携帯電話の端末そのものが海外と同じ仕様のものを日本で販売していたため
今までの日本の携帯と使い勝手が豹変。
デザインもダサく、FOMAのドコモ、着うたフルのAUなど、話題性で圧倒する2社に
どんどんユーザーを持って行かれてしまいました。
加入者を減らさないために、メール無料やら通話料無料やらを打ち出して少し回復したものの、
結果として今度は収入源が減りすぎて自爆してしまったわけです。
そんなボーダフォンに、先日からソフトバンクが買収を検討しているとの情報が流れていました。
イギリスのボーダフォン(本社)も、日本法人は見切りをつけると発言しており
どうやら買収は時間の問題のようでした(´Д`;)
さて、ここで問題なのが買収しようとしている企業です。
そう。ソフトバンクといえば、
ISPに参入したときも価格破壊で革命をおこし
加入者殺到による放置プレイや、
サポートセンターの対応のへぼさで伝説を築きあげたのは記憶に新しいところ。
当然、携帯電話でも何かをやってくるに違いないんで
ボーダフォンユーザーの俺としてはいい意味でも悪い意味でも気になってしかたありません。
ですが、いくら1弱だからといっても通信インフラとしての規模は大きいですから
日本のボーダフォン(旧J-PHONE)の価値は約2兆円ともいわれ、
小が大を食う形となるソフトバンクの大バクチは新聞各紙を賑わしたわけです。
んで、けっきょく買収額1兆7500億円で決定したようですが、
これでボーダフォン、もっとよくなるんスかね。。。
会社を変更しても、携帯電話の番号が固定でそのままになる
番号ポータビリティとかなんとかいうのがもうすぐはじまるみたいなんで、
いま価格破壊を打てばけっこう流れてくるとは思いますけど。
とりあえず、基本料をもっと安くしてください(´Д`;)