駅長雑記



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2006/01/31(火) [長年日記]

_ [映画] 着信アリ2

着信アリ2

観ましたヽ(´ー`)ノ


以下、激しくネタばれアリ。














前作が、
ちゃんと事件が解決したと思ったらじつは解決してなくて
意味不明のまま終わってしまっていたので、続編である『2』にはかなり期待していました。

が。
ぶっちゃけ、ほとんど前作とは関係ない話でした。
前作が日本人のとある女の子の呪いが原因であったのに対し、
『2』では台湾で原因不明の病気が流行って全滅した村が原因・・・
というか、あれはもう戦犯ですから ρ(`Д´)ノ

    ━━台湾のある村でのこと。
    いじめられっ子だった女の子が、いじめっ子に向かって
    「3日後に死ぬ」と言ったら本当に死んでしまった。
    その後もそんなことが続き、本当は伝染病だったのだが女の子の呪いと決めつけた村人は、
    女の子を廃炭坑に連れて行き、死の予告ができないように生きたまま口を縫い、
    椅子に縛り付けて置き去りにすると炭坑を閉鎖して封印してしまう。
    これが原因でもう一つの呪い=死の予告電話がはじまることになった。



てか。
なんというか、この映画はっきり言ってツッコミどころだらけ。
ちょっとおかしい、じゃなくてかなりおかしいです(´Д`;)

まず死の予告電話が2種類あったのはいいとしましょう。

でも、携帯がなかった昔は公衆電話で死の予告をしてたってのは
公衆電話には液晶ディスプレイがないから「死亡予告時間がわからない」し、
「自分の番号からの着信だと気づかない」はずだし、
そもそも「着メロがジリリンで固定」だから怖くないうえ、
「携帯じゃないからメモリーから次の犠牲者を選ぶことすらできない」
という具合にツッコミどころ満載( ´ー`)=3


まだあります。
死の予告電話の着メロがあの曲だったのは
前作は呪いの原因である女の子が歌ってたからなのに、
なぜか『2』の台湾の呪いも同じ着メロ(゜Д゜)
ぜったい同じ歌をうたったりしてなかったのに。。。


もっとあります。
「死の予告電話がかかってきても、その電話に携帯の持ち主以外の人が出た場合
持ち主は助かって代わりに電話に出た人が死ぬ」という新しい設定。
今までのなんやってん!ρ(`皿′)ノ
てか、『2』の男、彼女の携帯に初めて着信があったときなんで出てやらないの??(´Д`;)

男は、死の予告を受けた彼女を一人日本に放置して、台湾に行こうとしてたけど、
俺だったら、彼女にかかってきた死の予告電話に出て自分が身代わりになって、
それから台湾へ自分一人で行きますけどねぇ。。。

本当に命がけで彼女を守りたいと思ってる男ならそれくらいやらないと。

死の予告を受けた携帯は、
捨てても壊しても解約しても自分のもとへ戻ってくるんですから
逆に言えば身代わりになるチャンスは何度でもあります。
でも彼はそうはしなかった。
最後の最後で、やっとしたけど。
俺はかなり序盤から言ってましたよ。「なぜ出ない?」と。
まさかラストでそんな選択が出るとは思いませんから。
ラストは勇気とひらめきで奇跡の解決!がああいう映画のお約束でしょう。

感動のシーンのつもりだったんでしょうが、
とってつけたようなしょぼいラストに、りかこ曰く。















「ギャグ!?Σ( ̄□ ̄;」(斬


あと、
以前に韓国映画『ボイス』のときにも言いましたが
恐怖の演出がダメダメ。
前作『着信アリ1』では霊的なジットリしたものが中心でしたが、
『2』では急に「わっ!!」と大声を出して驚かすようなズルいものや、
針でチクチクやる痛い系に変更されていてがっかり。


しかも、終わり方も『3』に続くようなスッキリしない結びでした。
前作も、せっかく事件が解決したのを台無しにする意味不明な終わり方でしたが、
今回のは事件解決すらしてないし、その上「まだ続くのかよ!」って感じの終わり方で















あと味の悪さだけは前作を超えてました。


評価★☆☆☆☆

ぶっちゃけ、忙しい人は観なくていいと思います(´Д`;)
『1』のほうがずっとマシです。

怖ければなんでもいいんだ!って人は観てもいいかも。。。(苦笑

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