観ましたヽ(´ー`)ノ
以下、ネタバレてます。
YahooムービーとかAmazonで調べたところ
正式なタイトルは『WXIII 機動警察パトレイバー』のようなんですが、
DVDのジャケットやポスターなどをみると
PATLABOR THE MOVIE 3
の文字があるので、いちおう劇場3作目ということになり
有名な押井パトレイバーと同シリーズの扱いのようです。
監督は押井 守氏じゃないし、
特車二課のメンバーやパトレイバーがほとんど出てこないため
この映画に対する評価は観る人によって全然違ってくると思います。
俺もタイトルを聞いた当初は「WXIII」の意味がわからなかったんでどんな映画かと思っていましたが
特車二課がメインの話なのは決定と勝手に信じ込んでいましたし( ´ー`)=3
内容的には、漫画であった廃棄物13号をもとにしたものなんですが
特車二課はほんとにチョイ役なんでだいぶ違う雰囲気になってます。
俺としては
舞台である「東京」の作り込みはやっぱりさすがだし、
ストーリーも単なる怪獣退治ではなくちゃんと掘り下げてあり
ふつうに面白かったんですが、
「パトレイバー」として観ようとするとちょっと物足りないかも。。。
俺は劇場版パトレイバー1でも2でも、
好きだったのはパトレイバーの出てこない部分
(バビロンプロジェクトが進んで再開発されていく東京の中にあって、取り残された退廃的な風景。
川井憲二氏の音楽が淡々と流れるシーン)
だったんで、比較的満足できましたけどね。
ただ、岬冴子の動機である娘への思いの描写がちょっと・・・
というか、だいぶ足りなかったように思います。
彼女の狂ってる感じは、真っ暗な部屋でビデオをみてたり、
部屋一面に引き延ばした写真を貼ってたり、結構出てたと思うんですけど。。。
彼女の普通の母親らしさみたいなものは、ほとんど感じられませんでした。
最後のスタジアムでもあっけなく死んでしまって「娘」に対するセリフもなかったし、
ビデオなり回想なりで、彼女がまだ優しい母親だったころのシーンがあったら
もっと深くなってたんじゃないかなぁ と思うんですよね。
そういう意味で、ちょっと残念な感じもあったんで
評価★★★☆☆
こんなところですね。
もう一度念を押しておきますが、
「パトレイバー」が出てくるパトレイバーを楽しみにして観ると
星1つもつけられないことになりますんでご注意(´Д`;)