駅長雑記



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2006/02/26(日) [長年日記]

_ [アニメ]【レビュー】 ふたりはプリキュア MaxHeart 第47話(最終話)

『扉を開けて! ここから始まる物語』 2006/1/29放送

観ましたヽ(´ー`)ノ


前話までと違い、ひかりが何やらあまり目立ってませんでしたね。
かと言ってひかりを捨てキャラ化することもなく、それでいて見事に原点に戻り、
ちゃんと『ふたりはプリキュア』として締めくくってました。

評価★★★★★

文句なしヽ(´ー`)ノ
やっぱ最終回ってこうじゃないといけませんよね〜!


以下、どんな結末だったか知りたい人用のダイジェスト。
激しくネタバレしてますので自分で観るのを楽しみにしてる人は注意。





前話、闇の戦士3人組が命がけでスパークリングブレスを壊したことにより
なぎさ と ほのか は最後の力を失い、バルデスの攻撃に倒れます。
けどそこで、冒頭のほのかの過去の回想シーンがちらっと入り、
声はなぎさの回想へ。
小学校の運動会でコケた なぎさが泣きふせっているところのようです。
そこで

「うまく行かなかったことを素直に受け止めるってことも、勇気だぞ なぎさ・・」

炸裂する子安ボイス(つДT)
そこには なぜか成長した なぎさがいて、子安パパがそっちみて言ってくれたんです。
ちょっと泣かせようとしすぎな感もあるシーンだけど、
これはめちゃめちゃアツいッス。泣けます! ついでにSEEDがみたくなりました(ぉ

「あしたはきっといい日になりますよ」

同じ頃、おばあちゃんに励まされる ほのか。
これは両親と離ればなれになったあとの回想だったみたいです。


そして文字どおり、地の底から蘇ってくるプリキュアの二人。
その腕には再びブレスがありました。
そしてバルデスとの最後の戦いへ。
主題歌にのって、作品としてのプリキュアを象徴する激しい格闘シーンです。
女の子向けアニメの最終回とは思えません。さすがですw

「なにっ?! お前たちのどこにまだそんな力が!」

二人に押され、驚くバルデスに二人が言います。

「あんたは勘違いしてる!あんたが相手にしてるのは、わたしたち二人だけじゃない!」

「あなたは全てのいのちを相手にしてるの。わたしたちに繋がるすべてのいのちを!」







元気玉キタ━━━━(・∀・)━━━━ッ!!


やっぱりこういう展開はアツイですね〜!(´ー`*)めちゃめちゃカッコいい。
そしてドラゴンボールの呪いの強さをあらためて痛感(笑

もちろんフィニッシュは カメハメ波 マーブルスクリュー・マックス・スパークでしたヽ(´ー`)ノ


しかし。
バルデスは生きてました。マックス・スパークを直撃されて耐えた敵は初めてです。
いったい、どうして?

ここで衝撃の告白。
なんとバルデスは・・・





「そうだ・・・! この私がジャアクキングだ!!!」

言うと、そびえ立っていた巨大なジャアクキングの身体(山より何倍も大きい)が消え、
同時にバルデスの姿が真っ黒に変化しました。

「お前たちこそ、宇宙そのものを相手にしているのだ」


地球を粉々にする勢いで暴れだすバルデス。
街のひとつふたつなんて一瞬で消えていきます。

「よく耐えたな。褒めてやる」

「しかし私とお前たちとでは、存在そのものが違うのだ」


もうなんか、言ってることもやってることも









フリーザそのものなんですが(´Д`;)


が。
絶望のふちで唐突に卒業文集とあさりのみそ汁の話をはじめる なぎさ と ほのか(´Д`;)
のん気な話をする二人にメップルがツッコミます。

「わたしにとっては大事なことなの! なに考えたって自由でしょ!」

その言葉に ほのか がはっとします。

「そうよ・・・ わたしたちは自由なの。
 たとえどんな状況にあろうとも、わたしたちの心の中までは誰も手出しできない・・・。
 わたしたちの心の中の宇宙は、誰からも自由だわ」

次元そのものが違う圧倒的な力の差をみせられ、
どうしようもない真のどん底で呟いた ほのかの言葉。
名ゼリフなのかもしれませんが、
俺はちょっと「そうか?」と思ってしまいました(´Д`;)歳のせいでしょうか。。。
でもあれだけの力の差を気の持ちようでどうにかするのは不可能じゃないでしょうか(´Д`;)

そんなことはおかまいなしの涙をさそう回想シーン。
苦しかったこと、辛かったこと、全部乗り越えてきたんだ、と。
こんなところで負けるわけにはいかないんだ、と。

いやぁ、シリーズ物のお約束ですね、カタルシスですね、クライマックスですね〜( ´ー`)

そしてスーパーイナズマキック(笑)っぽい合体技でフィニッシュ。


てか、



威力ありすぎなんですが(´Д`;)


しかし、怒り狂ったバルデス・ジャアクキングは巨大化し、

「身の程知らずめ・・。虹の園もろとも、叩き潰してくれる!!」

叫んで腕を振り下ろします。

絶対絶命のピンチを救ったのは、1話以降、ずっと消えていた光のクイーンでした(゜Д゜)
そう。ひかりは、自分がたとえ消えてしまっても、
クイーンとしてみんなの未来を守ることを決心したのです(つДT)

「お別れを言いにきました」

まばゆい光のなかから現れる ひかり。

「でも後悔はしてません。
 わたしたちは、未来のずっとずっと先で繋がっているはずですから。
 だから・・・  だから、けして後悔はしな・・ い・・・」

言葉を詰まらせ、ひかりが涙ぐみます。

「ひかり・・・」

「わたしたち繋がってる・・永遠に」

なぎさ と ほのか が ひかりと、涙をこらえる視聴者の背中を押します(つДT)

「これが最後の力です」

ひかり、なぎさ、ほのか が最後の合体技、
エキストリーム・ルミナリオ・マックスを放ち光が宇宙を包みました。


ひかりが━━。(やっぱラストの言葉はこれでしょうw


さすが2年やってきた番組だけありますね。
なかなかに感動の大団円でした(つДT)
そして卒業式。
涙する ほのか。


だけど落ち込む二人を迎えてくれたのは・・・
アカネさんだけじゃありませんでした。

何事もなかったかのように ひかり登場(゜Д゜)
さらにポルン、ルルン、メップルもミップルも、
そしてあの不思議な少年までいます。
ほんと、まさかの再会でした(゜Д゜)あれだけ別れのシーンやっといて・・・(笑

けっきょく、誰ひとりとして引き裂かれることなく
なぎさ と ほのか のプリキュアは幕を閉じました。


番組最後にも「ありがとう。」の文字が出ていましたが、
俺からも言いたいです。
子ども向け番組だからと、ぬるい終わらせ方をするんじゃなく
ちゃんとまとめてくれて ありがとう!(´ー`*)


まあ、個人的にはラストの再会は余計だった気もするけど、
小さい子ども泣かせちゃダメですからね(苦笑

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