知人のパソコンが
原田ウイルスMark��(はらだウイルスマーク2)に感染したらしいです(´Д｀;)
アンチウイルスソフトにおまかせで詳しく知らなかったんで
ちょっと調べたところ、
原田ウイルスの進化系にあたるマーク2は
機能こそ変更されているものの、
初歩的なトラップを使っている場合が多く、ファイル名が
はむ駅員の大冒険[DivX5.2 720x400 24fps Audio VBR mp3 128kbps].avi 〜長い空白〜 .exe
などのファイルを実行することで感染するのがほとんどのようです。
しかし、ファイルじたいは
アンチウイルスソフトで検索しても検知しない場合があるらしく、
ファイル名の長さに気づかなければ踏んでしまいそうです。
また拡張子には .exe のもの以外にも
scr、bat、cmd、pif、comなどの実行ファイルがあるので
そっちにも気を付けないといけないもよう。
さらには、
Unicodeで拡張子を偽装してある実行ファイルもあり
はむ駅員の大冒険 DivX5.2 720x400 24fps Audio VBR mp3 128kbpsrcs.avi
このように、見た目で判断するのはうっかり見落としそうでかなりリスキーです。
そこで。
有効といわれている対策をまとめてみました。
対策2が最強なので2だけ設定してもいいんですが、
偽装されたファイルが変なところに紛れ込むとやっかいなので
全部しておくことをオススメしますヽ(´ー｀)ノ
・Unicodeで拡張子を偽装された実行ファイルをはじく
やり方は、
メモ帳で**と入力→*と*の間にカーソルを移動→右クリック→
Unicode 制御文字の挿入からRLO Start of right-to-left overrideを選択→
すべてを選択→コピー→
スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→
管理ツール→ローカル セキュリティ ポリシー→
「ソフトウェア制限のポリシー」以下にある「追加の規則」を右クリック→
「新しいパスの規則」を選択→「パス」にメモ帳の内容を貼りつけ→
セキュリティレベルが「許可しない」なのを確認して適用・OKする。
対策1をやっておけば拡張子が偽装されたファイルでも、
ミスって実行することを防げます。
・ダウンロードしたファイルを保存するフォルダを決め（以下、Downフォルダ）
Downフォルダ内では実行ファイルを実行できないように設定する。
やり方は、
WindowsXP Professional SP2の場合
スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→
管理ツール→ローカル セキュリティ ポリシー→
「ソフトウェア制限のポリシー」以下にある「追加の制限」を右クリック→
「新しいパスの規則」を選択→参照を押してDownフォルダを選択→
セキュリティレベルが「許可しない」なのを確認して適用・OKする。
WindowsXP Professional SP1の場合
フォルダオプションで「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックをはずす→
Downフォルダで右クリックしてプロパティ→
「セキュリティ」のタブを開いて詳細設定→
「追加」→「詳細設定」→「今すぐ検索」→「Everyone」を選択→
「OK」→「OK」→「適用先」を「ファイルのみ」にする→
「フォルダのスキャン/ファイルの実行」のところを「拒否」にチェック→
「OK」→「適用」→「はい」で完了。
WindowsXP Homeの場合
パソコンを再起動してセーフモードにする→
Downフォルダで右クリックしてプロパティ→
「セキュリティ」のタブを開いて詳細設定→
「追加」→「詳細設定」→「今すぐ検索」→「Everyone」を選択→
「OK」→「OK」→「適用先」を「ファイルのみ」にする→
「フォルダのスキャン/ファイルの実行」のところを「拒否」にチェック→
「OK」→「適用」→「はい」で完了。
Windows2000の場合
Downフォルダで右クリックしてプロパティ→
「セキュリティ」のタブを開いて詳細設定→
「追加」→「詳細設定」→「今すぐ検索」→「Everyone」を選択→
「OK」→「OK」→「適用先」を「ファイルのみ」にする→
「フォルダのスキャン/ファイルの実行」のところを「拒否」にチェック→
「OK」→「適用」→「はい」で完了。
ちょっと違うところもあるかもしれませんが、
おおむねこれで設定できると思います。
設定ができたらDownフォルダ内にNOTEPAD.exe等をコピーして実行してみて
「許可がない」とかなんとかエラーが出たら成功です。
・アンチウイルスソフトをインストールする
未知のウイルスが出てくることもあるので万全ではないですが、
今の時代、入れておくのはあたりまえですね。
オススメはNOD32アンチウイルスです。
NOD32独自のヒューリスティックエンジンにより、
他のアンチウイルスソフトではほぼ検出できない（定義ファイルに載っていない）
新種ウイルスも高確立で検出できます。
有名な「価格.com」のウイルス汚染事件(新種ウイルスだった)発生時にも
NOD32は一番最初にウイルスを検知したそうです。
（この時点では他のアンチウイルスソフトを入れていても感染を防げなかったとのこと）
そしてなにより、動作が軽いのがいいんです(´ー`*)
よけいな機能ついてないし。オススメ！
対策1〜4でウイルス感染を予防しましょう。
感染してからでは遅いですよ。
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