今回はゲーム界のスピルバーグこと宮本茂氏入魂の傑作、
ゼルダの伝説トワイライトプリンセスを紹介しますヽ(´ー`)ノ
このゲームにはGC版とWii版がありますが
内容は左右が反転しているだけで同じ物です。
GC版はこれまでに慣れ親しんだコントローラでの操作でプレイでき、
Wii版だと
Wiiリモコンが剣に、ヌンチャクが盾になり
リンクになりきって新しい感覚で世界を冒険できます。
・グラフィック
トワイライトプリンセスは、もともとGC版として開発されていたのですが
GCじたいがPS2世代のハードではもっとも高性能だったため
本作もPS2の他のゲームなどと比べても、かなり美しいほうだと思います。
ムービーではない、リアルタイム操作できる場面をみれば
FFナンバータイトルなどと比べても遜色ないくらいです。
ただし、ゼルダにはいわゆるムービー
(キャラが自動で動く、単に操作できないイベントシーンではなく、
通常よりももっと美麗な動画としての映像が流れるシーン)
が挿入されない(確認した段階まででの話)ため、
それが多いほどゲームのクオリティが高いと勘違いしている
最近のライトユーザー層にとっては
このゼルダはショボくみえてしまうかもしれません。
あと、リアルを追求するのではなく、意図的に8等身じゃないキャラにしたことで
実写に近づけるのとはまた違った、
ゲームキャラとしての存在感の表現にも成功しています。
完全3Dで描かれる世界も、
処理落ちなどみられず、かなり美しいです。
キャラの顔がイマイチなのは・・・
欧米でも売る都合、しかたないんですかね(´Д`;)
萌えキャラが生理的に受け付けないという人には逆にオススメポイントです。
個人的には、リンクはけっこうカッコイイと思います。
・ロード時間
ハードディスクのないWiiは光ディスクからデータを直接読み込むしかないため
次世代ハードで一番ロードが長いと言われていますが、
ゼルダの伝説トワイライトプリンセスをプレイした限り、
体感として読み込み時の待たされてる感はありませんでした( ´ー`)=3
画面切り替え時には扉を開けるモーションだったり、
なんらかの演出的な映像が表示されており
暗転はほんの1〜2秒程度で、むしろ読み込みとかあるの?という感じ。
PS2世代のゲームのほうがよっぽど長かったように感じます。
ただし、これはゲームの作り方によるところなので
Wiiじたいが読み込みの長いハードかといえば長いほうだと思うので
メーカーによっては長いものも出てくるかもしれません。
(PS3も360もハードディスクにインストールしなかったら普通に長いんですが)
・一体感
剣と盾を持ってプレイできる一体感はかなり良い感じです(´ー`*)
(盾は身構えるときにボタンを押すので、盾アタック等のアクションのみですが)
剣を振る音が手元からも出るし、振動があって手応えもあります。
軽く振るだけでリンクは大振りして戦ってくれるので
リモコンをぶんぶん振り回す必要はありません。
ただ、馬上での弓矢の操作はかなり難しいです。
(※これはGC版でも同じように難しいかもしれません)
・難易度
ゼルダシリーズ全体に言えることだと思うんですが、
このトワイライトプリンセスもめちゃめちゃ行き詰まります(´Д`;)
ただ、謎は必ず解けるようにチュートリアル的な進行になっており
しかし、やらされてる感はなくて
自然に階段をあがっていけるバランスは見事です。
一つ気になったのは、馬上戦が何度かあるのですが
そこのバランスがことごとく厳しく、
馬に乗って戦うことに若干ながら苦手意識が出てしまいました_| ̄|○
最近のぬるいゲームしかやってない若者だと
あの難易度は間違いなくやめてしまいそうでどうかと思います(´Д`;)
・ボリューム
りかこはやってる感じ「短そう」というようなことを言ってますが、
俺はたぶんけっこう長いほうの部類に入ると思います。
ライフゲージであるハートの数が8個くらいまでは増えると思うので、
13時間くらいやった現在で5つ。
今のペースでハートの器をとっていけば60〜70時間はかかるのではないかと。
釣りとか、やり込み要素は他にもいろいろとあるので
その気になればそれこそ100時間でも遊べるんじゃないでしょうか。
評価★★★★☆
騎馬戦が難しすぎるので1点減。
それがなかったら満点でしたね。
Wiiリモコンによる一体感のおかげで、ボス戦とか大迫力のバトルが楽しめます。
ロンチ(本体同時発売)としては充分すぎるほどオススメヽ(´ー`)ノ
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