今回はWiiリモコンの性能を最もわかりやすく表現したことで
知名度バツグンだった大作ソフト『ゼルダの伝説』よりも
もっと広く一般にまで注目度が高かったといえる
『Wiiスポーツ』に注目してみますヽ(´ー`)ノ
このWiiスポーツ、
ご存じのようにWiiリモコンをテニスラケットやゴルフクラブのように持ち、
実際に自分の手を振って動かしてプレイします(´ー`*)
本当にはじめて触ったときは
「おぉ!」という感じで感動があります。
既存コントローラだと、はじめてやるゲームはどれがどのボタンかよくわからなかったり
操作が難しくてうまくできなかったりしますが
Wiiリモコンだと最初の「とりあえずプレイできる」までの加速は
間違いなくこれまでで最速です。
ここは本当にすごい点。
この敷居の低さ、間口の広さはハンパじゃないと思います。
しかし。
既存コントローラでのテニスやゴルフなどを経験している人にとっては、
確かに新しい面白さはありますが、1時間もプレイしていると
うまく動けないもどかしさが出てきます(´Д`;)
これは、
既存コントローラでゲームをプレイすることに慣れていた人は
これまでどんなゲームであったとしても慣例として、
1時間も練習すれば「それなりにうまくプレイできる」ようになっていたからです。
ところがWiiリモコンでの(Wiiスポーツの)操作は思うように上達しない。
なぜか。
それはWiiリモコンでのプレイが、
リアル世界で本当に身体を使って
テニスやゴルフをするときと同じ動き・フォームでプレイすると
うまいスイング、美しいプレイになる仕様のため
うまいヘタに、実際のスポーツ経験が反映されるからなんです。
俺の場合。
最初に感動 → 開始から1時間くらいで凹みはじめる
→ なんかキャラの動きが変だ、なんで?
→ Wiiリモコンってちゃんと動き読みとってくれない・・・
と、不満を持ちましたが
同時に、ときどき美しいスイングができるのはなんで?とも思ってました。
やがて試行錯誤の結果、各スポーツに変化が。
テニスは肘から先だけでやるのではなく、
アルファベットのCのようにテイクバックを大きくとって
ちゃんと全身でスイングするとうまく振れること。
ゴルフは、パワー調整がボタンタイミングではなくなり、
リモコンの振りの大きさと早さになったおかげで
腕だけで打とうとするとMAXパワーにするのが激ムズ。
けど、腰からの回転で力まずに打つとパワーが安定してぶれにくい。
野球は、手先だけでもバットは振れるがタイミングが合わなくて打てない。
伝説の打率を残したイチローが振り子打法だったように、
バッティングは下半身の使い方が重要で、
すり足など自分なりのフォームでタイミングをとり、腰の回転で打つと
ホームランを狙って打てるまでになったり。
といった具合に、コツがみえてきましたヽ(´ー`)ノ
けっきょく、
実際にスポーツをやる感覚でやるのがWiiスポーツのコツだったわけです。
このことにより、
週末にはゴルフをやってるけどゲームはファミコン以来したことないお父さん、
草野球はやってるけどゲーム機には触ったことすらないおじいさん、
ゲームとは縁はないけどボウリング黄金時代を経験してきたおばあさん、
このような人たちがWiiスポーツをプレイするといきなりうまかったりします。
これは、
変に既存コントローラへのこだわりや知識がなく、
純粋にスッとWiiリモコンでのプレイへ入っていけるからでしょうね。
ちなみに、
このコツがみえた瞬間こそ、
Wiiスポーツの第2段階の感動が味わえますヽ(´ー`)ノ
いきなりうまくなりだして、めちゃめちゃ楽しくなりますよ。
んで。
さらにそのあと、今度は上達していくうちに壁がみえてくるんですよね。
他でもない、
プロの壁です(どーん
いや、冗談じゃなく、
大マジメにプロの壁がみえてくるんです(笑
WiiスポーツはMiiを使ってセーブデータが個人ごとに残るため
各スポーツごとに熟練度というのがあって、
対戦で勝ったり、良い成績のプレイをすると増え、負けたりヘタレだったら減ります。
それが1000を超えるとプロなんですが、
テニスとかだと700すぎくらいから鬼みたいな強さのプレイヤーが出てきて勝てません_| ̄|○
これが・・・プロの壁なのか・・・(´Д`;)
そんなセリフを口にしながら、ストイックにリモコンを振る。
かつてこんなにリアルなゲームがあったでしょうか(笑
評価:★★★★★
間違いなくオススメソフトですヽ(´ー`)ノ
友だちや家族とパーティープレイすると盛り上がること間違いなし!
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