駅長雑記



<2006-4> 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

2006/04/03(月) [長年日記]

_ [ゲーム] PLAY STATION3〜PSPへ DS〜レボリューションへ

PLAY STATION3の発表当時、SCEの久夛良木社長は
ハードディスクなんていらない。ブルーレイだけでじゅうぶんいける
というようなことを言っており
PS3のハードディスクはオプション扱いになるということでした。

実際、新型の薄型PS2はBBUnit非対応になっていますし、
プレイステーションBBは事実上、見捨てられた状態になっています。


しかし。
先日、X-BOX360がゲームのオンライン対応だけではなく、標準搭載されているハードディスクを活用して
音楽などのデータ配信も行なっていく計画を発表したのが影響したのか、

発売延期を決定したPS3がここにきて、以前言ってたことは何だったんだってくらい急に方向転換。
ハードディスクを標準搭載することになったみたいです。

それだけではなく、PS3を使ってネットでダウンロードしたPS1のゲームを
PSPへ送り、エミュレーションできるようにする計画も発表。
久夛良木社長曰く、PSP上で、ほぼPS1のオリジナルに近い状態で再現できるそうです。

でも、世間的に携帯ゲーム機シェアは
Lite発売で勢いが止まらないニンテンドーDSにどんどん染まっており、


そもそも、今さらPS1のゲームをエミュされても、
「DSのグラフィックがショボイショボイ酷評してたPSPユーザが、
さらに劣るPS1ゲームをやりたがるのかどうか」という問題。

さらに、たとえPS1で持ってたゲームでも
「またデータを買わないといけない」という問題。

オリジナルに近いエミュだとしても、
「文字が小さくてRPG系はできない予感」という問題。

などがある以上、ニンテンドーDSに対する牽制というかブラフのような気がしなくもありません。
いつものクッタリの可能性もじゅうぶんあるので即PSPを買うのは危険かと( ´ー`)=3


一方で、
任天堂が年内に発売するとみられるコードネーム『レボリューション』は
レトロゲーとして人気がある任天堂の歴代ソフトがエミュレーションできるだけでなく
SEGAの名機メガドライブのソフトと、一部ソフトが爆発的な人気だったPCエンジンのソフト
合わせて2000近いタイトルがエミュレーションできるようになると発表されました。

最新のゲームをする若い人がどんどん減っている現状、
これも、PS3とレボリューションの販売に影響を及ぼしそうな予感がします。


また、ゲームの複雑化によるプレイヤーの若年層への限定、
開発費の膨張による生き残れるメーカーの限定など
ゲーム業界がこのまま今の路線を進んだらどうなるのか、
それらの問題を象徴するような超大作ソフト『ファイナルファンタジーXII』が発売されました。

全世界待望とか、むやみにCMバンバン流していましたが
どうやら、そのわりにバカ売れはしなかったようで
業界では、ファイナルファンタジーですら、この程度しか売れなくなってきている
と不安視する声も増えてきているようです。


やっぱり、DSで実践してきた、任天堂のゲームユーザー層の拡大が必要だという戦略が
徐々に注目されつつあるようですね。

スパム対策中:
使用不可:
コメントはここではなく、上のリンク先をご利用ください。:

カテゴリ一覧「Wii | りかこ | アニメ | ゲーム | ネット/PC | 映画 | 音楽 | 苦行 | 語録 | 更新 | | 伝説 | 報道 | 萌え |

ときとう駅長の連絡先は

リンク、ブックマークはトップページ からお願いします。