やっと、マイノリティ・リポート観ました〜ヽ(´ー`)ノ
ずっと前から観ようと思ってたんですが、
りかこが乗り気じゃなかったため映画じたいぜんぜん観る機会がなく
かれこれ数ヶ月放置されていた映画『マイノリティ・リポート』を観ました。
映画に詳しい人は別として、
パッと聞くと日本人にはそんなに馴染みのないタイトルのようですが
監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・クルーズ、原作フィリップ・K・ディックという、
かなり有名っぽいSFアクション超大作です。
フィリップ・K・ディックを知らない人でも、
『ブレードランナー』か『トータルリコール』は知ってると思います。
タイトルわからなくても、TVで何度も放送した作品だから知らずに観てたりするはずなんで。
そんなこんなで。
今回は『マイノリティ・リポート』リポートをお送りします(´ー`*)
舞台は西暦2054年のワシントン。
プリコグと呼ばれる3人の未来予知能力者の使った
犯罪予防システムがストーリーの核です。
システムをおおざっぱに説明すると、
1.プリコグ3人が、とある殺人シーンの予知夢をみる。
2.犯罪予防局(警察のようなもの)が被害者と加害者の名前やシーンの特徴から、
殺人予定現場を特定する。
3.現場には必ず加害者が来るので、実際に殺人が起こる前に
その加害者を逮捕し、殺人を未然に防ぐ。
というもの。
このシステムのおかげで犯罪は90%減少。
犯罪予防局の設置から6年間、殺人はまったく起こっていないといいます。
トム・クルーズ演じるジョン・アンダートンは、そんな犯罪予防局のトップを務める優秀な男。
しかしあるとき、
彼は自分が「36時間以内に見ず知らずの他人を殺す」と予知されたことを知ってしまい...
ここまでが予告編などでわかる情報です。
あとはネタバレなんで自分で観て確かめてくださいヽ(´ー`)ノ
正直、そんなには期待してなかったんですが、かなり面白かったです(´ー`*)
プリコグ誕生の経緯なんかがちょっとイマイチかなぁ と思ったりもしたけれど、
舞台がブレードランナーやトータルリコールのような、比較的ハードなSFなんで、
しばらくそっち系を観てなかった俺にはかなり満足でした。
マトリクスみたいにCG臭ぷんぷんさせたりしてないし。(あれはあれでいいんだろうけど
ちなみに。
「マイノリティ・リポート」とは、直訳で「少数報告」のとおり、
ごくまれにあるもう一つの可能性━━みたいなものと思ってください。
これも観ればわかります。
この作品の特徴として、情報が完全に管理されてしまっている近未来社会の怖さが、
うまく表現されていたんじゃないかと思います。
個人情報保護法ができて、いちおうの基準はできたものの、
住基ネットの民間企業による利用が解禁されたら、やはりああいう社会になってしまうんでしょうか。
個人を特定し、その人の趣味や趣向まで考えた広告・情報だけを提供されるようになることは、
企業の側はもちろん、個人の側としても便利といえば便利ですが、
反面、『マイノリティ・リポート』で描かれた極度の管理社会の側面も併せ持つということなんですよね。
行き過ぎた便利さを求め続けた人類を待つ悲劇などは、
昔からSFで「ロボットの逆襲」のような形で何度も描かれていますが
これはそれをいま観ても現実味のあるリアルな未来として昇華させています。
そのへんのことも踏まえつつ観てみると、
この『マイノリティ・リポート』、より一層楽しめるんじゃないかなぁ と思います(´ー`*)
ときとう駅長は、プリコグでもないのに
殺人者に追いかけられる夢をしょっちゅうみるので夜も眠れません。