月刊少年誌の代表格『月刊少年ジャンプ』が
発行部数の低迷を理由に、6月発売の7月号を最後に休刊することを決定したそうです。
部数減少の原因とされているのが、
出版業界の不況。
さらに、週刊少年ジャンプの少年誌1位の座を死守しようとするあまり、
有望な漫画家をことごとく週ジャンへまわしてしまったこと。
そして、
致命的だったのが『少年ガンガン』の存在だというんです。
ガンガンは、2001年から連載開始された『鋼の錬金術師』が大ブレイクし、
ピーク時にはハガレン連載前に比べて倍増の40万部にまで到達したそうで、
ハガレン開始・ガンガンの躍進と
月ジャンの部数が大きく減少しはじめた時期が重なるため、
読者を奪われたのではないかと言われているようです。
まさにジャンプは
ガンガンとハガレンに
持っていかれたのだ、と。
ちなみに。
月ジャンのライバルだった月刊少年マガジンは100万部以上を発行しており、
月ジャンがいかに一人負け状態だったかがわかります。
それよりも何よりも意外だったのは
『コロコロコミック』ですら
100万部発行しているということですけどね(´Д`;)
まあ、コロコロ以下じゃ
休刊したくなる気持ちもわからないでもありませんけど。。。(´Д`;)
しかし。
月ジャンでせっかく盛り上がってきている『CLAYMORE-クレイモア-』は
この4月からアニメがはじまるところだし、
もうすぐ発売される次号から新連載の漫画もあるという状況で
いきなりの休刊決定というのは、一悶着ありそうな予感がしますね。。。
集英社は、
「あくまでも全作品を終了した上で休刊する」としており、
クレイモアも、新作も、
休刊までの残りたった4話で
ダッシュな展開での最終回を余儀なくされそうです。
ある意味、週ジャンの打ち切りよりおそろしい・・・
さすが集英社(´Д`;)
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