観ましたヽ(´ー`)ノ
劇場版コナンも10周年、10作目を迎えた節目となる作品。
前作、『水平線上の陰謀(ストラテジー)』が評価★★☆☆☆と
イマイチだっただけに今回はひさびさに「来る」んじゃないかと
公開前からずっと楽しみにしてました(´ー`*)
なにしろ、
いままでの登場キャラ総出演という豪華かつ贅沢なキャスティングのうえ、
『探偵たちのレクイエム』というサブタイからは
ホームズやポワロのような名探偵たちにも絡められた重厚なストーリーが予想され
10周年に恥じない究極の完成度が期待されました。
作画、ストーリーとも、めちゃめちゃアツく
劇場版コナン史上最高傑作と言っても過言じゃなかった
あの『銀翼の奇術師(マジシャン)』を超えてくるんじゃないかと。
以下、ネタバレを含みます。
『名探偵コナン 探偵たちのレクイエム』
評価★☆☆☆☆ (´Д`;)
でき悪すぎ。。。
シリーズ最低かもしれません。_| ̄|○
前作(水平線上のストラテジー)もそうでしたが
今回のCGの使い方は一段とひどいです。
前作のは客船をぐるぐる回して空撮してたんでしょうがないとして、
今回のは遊園地の乗り物をCGにしてたんですが
そんなに必要性を感じませんでした。
必要っぽかったのはラストのジェットコースターくらいかと。
まあ、やるにしても
もうちょっとCGっぽくならないように配慮するとか。。。
とにかくアレはひどすぎ。興ざめです。
そしてストーリーの構成にも問題があります。
キャラを次々に出そうとするあまり
やたら場面移動が多く、詰め込みすぎ。
しかも。
You cry(ユー・クライ)のヒントだけで
アルファベットY・O・U→横浜海洋大学のことだ!
と謎を解くシーンがあり、
(しかも架空の大学だし・・・)
それだけじゃなく、CRYだけしか手がかりなしの状態で
CRY→Crime Research of Yokohamaのことだ!
と、同大学の横浜犯罪研究会の部室まで行き着くくだりがあるなど、
観ている者がまったくもって参加できない部分が多く
コナンというだけで実はぜんぜん推理モノになっていません(´Д`;)
(クライム・リサーチはわかるとしても、最後のオブ横浜って強引すぎるし・・・)
さらにいつもなら話を盛り上げるはずのキッドが
今作ではイマイチ感に拍車をかけます。
悪人の社長を倒したり、ラストピンチでの颯爽と登場するところとか
見せ場こそあるんだけど、白馬に変装して参加する理由など、よくわからない点が多々。
腕時計型入園パスポート(爆弾)をセットされた蘭たちが
遊園地内に人質にとられてコナンと切り離されたため
電話や会話するなどの絡みがほとんどなく、出番があまりない。
「新一のこと、信じてる・・・」
いつもならこんな感じで盛り上がるんですよね( ´ー`)=3
今回はそれがまったくなし。
灰原だけじゃなく、蘭も爆弾のこと気づいてても良かったような。。。
そして一度みただけだと気づかないかもしれませんが
爆弾をセットされた蘭と子どもたちが
ラスト付近でレストランに集められ、
目暮警部たちが一緒に死を覚悟するシーン。
なぜか園子もいます...(゜Д゜)ガボーン
園子は親が猛者なのでコナンたちと一緒に招待されたわけではなく
自力で来ていました。(遊園地そのものが所有物みたいなものらしいので)
つまり、パスに爆弾はセットされていないはず。。。
警察もコナン・服部もそれは知ってるはずなんですが、
一般客は避難させたのに、園子はなぜか避難させていません。
理由ならなんとでもつけられそうなものですが。。。
そんなこんなで。
俺は今回、正直ガッカリでした。
でもきっと、次回こそ
『銀翼』なみのアツいコナンが戻ってくるんじゃないかと期待してます。
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