Wiiで遊ぶために必要なのは、
テレビとWiiの接続(必須)
センサーバーの設置(必須)
Wiiのインターネット接続(推奨なので、設定しなくてもいちおう遊べます)
この3点。
今回は聞き慣れないセンサーバーについて。
センサーバーとは、Wiiリモコンの動きを検出するためと
ポインティング(画面を指し示す)機能のために必要な部品で、
テレビ画面の上部か下部に設置します。
本体との接続にはセンサーバーから出ている3.5メートルのコードを使います。
センサーバーそのものの大きさは、公式情報ではないですが
長さ20センチ程度ということなので、
14インチくらいの小型テレビでも問題なく付けられそうです。
ここで一つ疑問に思われているかも知れない点に触れておきましょう。
Wiiに先駆けて発売されたソニーのPS3のコントローラにも
Wiiリモコンと同じような傾き検知の機能が付いていますがセンサーバーはありません。
当然ですがセンサーバーなんて設置もめんどくさいし(簡単みたいですけど)、
なくてもできるなら、ないほうがいいに決まってますし、
任天堂もそこは充分に考え、それでも必要と判断して付けたようです。
では、WiiリモコンとPS3コントローラの何が違うのか。
これはPS3コントローラが、傾きと加速度のみを検知するもので
完全な動きの検出やポインティングには対応できていない点です。
Wiiリモコンは3D空間で完全な動きの検出ができるため、
リモコンを剣やラケットやバットのように自由自在に振り回したり
(画面のキャラクターに完全に自分とシンクロした動きをさせられます)、
銃で画面の敵を狙って撃つような操作が直感的にできます。
上記はPS3コントローラではできないアクションで、
PS3でできるのはピンボールみたいなもの、
車の運転(ハンドル操作のみ)、飛行機の操縦(機体を前後左右に傾けるのみ)、
釣り竿を引いて魚を釣り上げる(前後への動作のみ)、くらいです。
ただ、Wiiリモコンの場合
ヌンチャクという左右独立した動きを検知できるオプションがあるので
2つのアクションを同時に使うことができ、
たとえばPS3コントローラと同じことをやるとしても、
車を運転しながら銃で撃つ、
釣り竿を引きながらリールを巻くといったように、より多彩な操作が可能となります。
また、Wiiリモコンを飛行機そのものにみたて、
室内を自在に動かすことで
シンクロする画面内の機体を飛ばすような使い方や
Wiiと同時発売のゼルダのように
ヌンチャクのアナログスティックでキャラクターを歩き回らせ、
リモコンで剣や銃のアクションを取れる点はPS3コントローラでは絶対実現できない
Wiiリモコンならではの魅力的な操作です。
これらを可能にするためにセンサーバーが必要、
と聞けば納得もできるのではないでしょうか。
設置は最初だけやればいいんだし、付け方もけっこう簡単みたいですしね。
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