これは数年前、俺が実際に体験した苦行で、
今にして思えば裁判上等だった気がする我が家に伝わる伝説中の伝説です。
以前トップページに載せていたものを、松下の件で触れたので発掘してきました。
決しておおげさだったり、
相手をコキ下ろす目的で書いていたものではありません。
完璧にノンフィクションです。
ときとう駅長の苦行法師っぷりをご堪能ください(´Д`;)
1月2日にホームセンターの初売りへ行きました。
いろいろ買ったんですが、俺の本命は石油ストーブ。
反射式の、真ん中に赤くなる円筒がある、ヤカンを上に載せたりするアレです。
帰宅し、さっそく灯油をいれ、点火用の電池をセット。
さあ点火...と思ったら、何度やっても火が付きません。
種火は出ているのですが、それがまわりに燃え広がりません。
そこで円筒部分を取り外し、ストーブの芯をチェックしてみました。
芯とは歯ブラシの毛みたいな感じのもので、
本来、アルファベットのCみたいな、ほぼ円の形をしているんですが
そのストーブはCの切れ目から真上までの部分
(時計でいうなら0時から3時までの右上1/4部分)に毛がありませんでした。
毛をむしったような形跡はあったけど。。。
メチャクチャあやしかったんですが、
夜勤明けで朝から初売りに行っていたこともあり
疲れてたし、寒かったんで早く火をつけようと、そればかり考えてました。
説明書によれば点火がうまくいかない場合、
マッチなどで点火してもよいとのこと。
さっそくチャッカマンで点火。。。
と、今度はうまく火がつきました。
あったかい...
あぁ、ストーブっていいなぁ。
ほっとした俺は炎の大きさを調整して、すぐに眠ってしまいました。
・・・・・・3時間後。
目を覚ました俺が、りかこに言われて身の回りを見回すと。。。
そこらじゅうに黒い粉が積もってます。
たとえるなら、黒板の下がチョークの粉で白くなっている状態、あれの黒バージョンなんです。
キッチンとパソコン部屋のありとあらゆる家具に黒い粉が。。。
えぇぇぇぇっ?!
黒い粉の正体は煤《スス》でした。
年末に大掃除したとこだとゆーのに
正月早々、部屋中まっくろ。
パソコンも、漫画も、プレステ2も、ドリキャス(←本来、模様なしの真っ白です)も、
ハム次郎(←ハム太郎の弟。写真は事件前のもの)も、
ウルトラザウルスも煤だらけです(泣)
りかこに何が起こったのか聞くと、
どうやらストーブが異常燃焼していたとかどーとか。
確かに、この手のストーブは本来なら金属の円筒部分が赤くなるはずなのに、
点火したとき、たき火みたくメラメラと炎が出てました。
でも使ったことがある人はわかると思いますが
アレってしばらくすると落ち着いてきて
炎が消え円筒が赤くなったりするんですよ。
んで。
先述のとおり疲れてたこともあって、そのまま寝てしまったわけですが。。。
起きたら煤が積もってたと。
それも使用開始から3時間たらずでビッシリと。
このストーブ、活火山?(笑
点火のしかたが悪かったのか..._| ̄|○ |||
鬱になりつつ再点火してみますが、
やっぱり点火レバーでは着火できないもよう。
やむなく、またしてもチャッカマンで点火。。。 おっ、今度は付きました。
...モクモク黒煙あげながら。
もう一度トライ。 ...モクモク。
もう一度。 ...モクモクモク。
三度目の正直。 .....モクモクモクモクモク。
何が異常燃焼じゃ!デフォルトじゃ!
ざけんなオラー!!(▼皿▼メ)
どう火力を調整しても、何をどうやっても黒煙をあげて煤をばらまく不良品ストーブに
『今年こそは』と、
初詣で封印を誓ったばかりのクレーマー魂を、早くも目覚めさせられてしまった俺は
翌日、朝一番で殴りこむことを決意。
・・・・・・・・・・・・・・・そして苦行の一夜が明け。
夜勤から帰ってきた(よりによって夜勤。ちゃんと行ってきました(´Д`;)
俺は、速攻で不良品ストーブを売りつけた店
【ホームセンター・コーナン】を襲撃!
コーナン店員:
『あ〜これは芯が悪いみたいですねぇ。芯を交換します。
ですが芯の在庫がいまありませんので、商品を一旦預からせていただいて、
メーカーに原因を調査させて後日ご連絡しますので...』
後日ぅ?!( ゜Д ゜)ハァ〜?
寒いからストーブ買ったのに待てるかンなもん!金返せ!(▼皿▼メ)
だいたいこの手のパターンでこういう二流販売店が【後日】とかぬかした場合は
【メーカーが休み】とか言って半月、ヘタしたら一ヶ月以上待たされたり、
最悪、連絡もなくて放置プレイとかゆーオチになりかねないことを
俺の今までのクレーマーとしての経験が教えてくれてるんで、
悪いけど不良品を売りつけられた時点で
1ミリも信用できません。
・・・時間経過。
結局、ちょっとモメたけど、返金してくれたし、
煤を掃除するためのモップもお詫びとしてくれたし、
俺の職場からも近くの店だし、
これからもコーナンで買い物してあげてもいいかなぁ、などと思い、
ちょうど欲しかった結露(外気との気温差で窓につく水玉)をとるグッズを探してみたら...
ありました。
しかも初売り特価248円のプレートが出てる。
安い!イイよコーナン!(・∀・)
機嫌良くレジに並ぶ俺。
『いらっしゃいませ、おはようございます』
愛想よくバーコードをスキャンする店員さん。
やっぱりコーナンって安いなぁ、消費税入れても300円で足りるよ〜
いろいろあったけど来てよかったな〜( ̄▽ ̄)
ピッ。
コーナン店員:
『522円です』
・・・・・・・。
どうやら昨日一日じゅう、設定金額を間違ったまま売っていたらしい。。。
もちろんクレーマーである俺は即・文句言って248円(税別)で買いましたが。
しかしここまで来ると、なんともはや(´Д`;)
しかもコーナンはこれだけじゃ終わらなかった。
コーナンからの帰り、
回収したお金で、【コジマ電機】でファンヒーターを買ったときのこと。
昨日コーナンで780円で買った給油用の電動ポンプが、
350円で売ってるし!!( ゜Д゜)
再三のショックに二度とコーナンに行かないことを誓いつつ、
それでもなんとかファンヒーターを選び、レジで精算してもらう俺。
と。
コジマ店員:
『こちら、サービスの粗品になっております』
落ち込む俺をなぐさめるように
店員さんがそっと渡してくれたノシ付のビニール袋に入っていた物は...
コーナンで780円で買った電動ポンプでした。
無料キタ━━━━(・∀・)━━━━ッ!!
ありえんやろ〜〜!!!!(´Д`;)
すごすぎるよコーナン!!
みんなもコーナンへ行こう!!(つД`)
これが、思い出すだけでも鬱になる
伝説中の伝説『火山灰事件』の一部始終です(´Д`;)