今までの流れをまとめると、
てな流れでしたね。
そして昨日、
フジテレビ・ニッポン放送・ソフトバンクなんとかの3社が合同出資で新しい会社を作ると発表しました。
『ソフトバンクなんとか』とは、言うまでもなく、ヤフージャパンで有名なソフトバンク系列の会社。
つまり。
国内最強の富豪である孫正義氏の登場ってことですヽ(´ー`)ノ
重要なのは、
そのソフトバンクなんとか社に対し、業務提携の一環としてニッポン放送がフジテレビ株を全部貸したってことです。
(厳密に言うと大和証券に8.63%すでに貸しているので、残り13.88%をソフトバンクインベストメントに貸したようです)
これにより、ニッポン放送の持っていたフジテレビ株によるすべての権利もソフトバンクなんとか社に5年間貸し与えられるそうで。
ようするに、フジテレビの筆頭株主はソフトバンクなんとか社になり、
ニッポン放送はフジテレビには何も影響をあたえられなくなります。
借金しまくって資金を作ってきているライブドアに5年も待つことはできないでしょうし、堀江社長は「ニッポン放送だけを買収したのでは価値はない」と言い切ってますからこれはそうとう痛いはず。
100%訴えるでしょうけど、なにぶん今度は、ライブドアの何枚も上をいくIT最大手のソフトバンクがからんできてますからね。
まあ、どう訴えたところで却下は確実でしょう。
堀江社長、今度こそ
おつかれさまでした( ´ー`)=3
ときとう駅長は今後の展開が楽しみで夜も眠れません。
観ましたヽ(´ー`)ノ
前にみてから何年ぶりでしょう。。。懐かしすぎ(笑
劇場公開は1984年で、監督は押井 守。
いわずと知れた高橋留美子原作の大ヒットアニメの劇場第2作目で、
TVシリーズのチーフディレクターから続けてきた押井 守氏の
最後の『うる星やつら』となります。
独特の世界観やムダに長い語りなどは、パトレイバーや攻殻機動隊を経た今でこそ
押井ズムとして有名になり、オタク層以外にも定着しつつありますが
この『ビューティフルドリーマー』はその原点とも評されています。
高橋留美子作品の大きな特徴としていえることですが、
漫画・アニメを通じ、果てしなく続くドタバタラブコメ世界となってしまった
『うる星やつら』を、押井 守氏は独特のタッチと、彼ならではの切り口で
作品としての1つの終着点として描いた、日本アニメ史に残る傑作です。
評価★★★★★
いま観てもじゅうぶんに楽しめるすばらしい完成度です。
たしかに、原作からはずいぶん違った世界観になっていますが
作品としての『うる星やつら』の、1つの完成形ともいえる出来だと思います。
以下、激しくネタバレあります。
文化祭前日のお祭り騒ぎのドタバタのなかで、
あたる、ラム、面堂、しのぶ、メガネら、お馴染みのキャラクターを生き生きと描き
やがて視聴者とともに少しずつ、キャラたちも異変に気づいていきます。
いつまでたっても文化祭前日のまま、一向に時間が進んでいない、と。
(温泉マーク哀れw
そしてそこから脱出を試みることになるのですが、
どうしても出ることはできず強制的にもとの世界へ戻されてしまいます。
業を煮やした面堂が自家用ハリアーを持ち出し、一同は空から脱出。
そこでみたものは宙を飛ぶ亀の甲のうえに載った友引町でした。
真実に気づいた一同が友引町へ戻ると、そこはもうもとの友引町ではなく
一同を除くすべての人が忽然と姿を消していたのです。
人々がいなくなると、町は早送りのビデオのようにみるみる荒廃が進み
今度は廃墟のなかでバカンスの日々を過ごすことになる一同。
けっきょく最後は、全部ラムのみていた夢だったということになって終わるのですが、
こういうと単なる夢オチのようですが、誤解を恐れずにいうなら
これは究極の夢オチであり、
うる星やつら世界そのものを、一歩下がった視点でみたときに
これ以上的確に表現できる方法はないのではないかとさえ思わせてくれます。
この映画に限っては、オチを知っていても、
観たことがない人は一度みてみることをオススメします(´ー`*)