観ましたヽ(´ー`)ノ
ストラテジーって何やねん!
って思った人が大半じゃないでしょうか。
かくいう俺も英語は苦手な方だったんで(DSの『英語漬け』が欲しい!w)
わかりませんでしたが、どうやら直訳すると「戦略」になるようです。
今回の映画『水平線上のストラテジー』では
「陰謀」という文字が当てられていることと合わせると、犯人は
計算の上に計算を重ね、緻密な計画のもとに犯行を行おうとしている
ことがうかがえます。
さて。
本作の特徴といえば、なにはさておき
舞台がCGで描かれた豪華客船だということでしょう。
言うまでもなく、何をどうやったところで
『タイタニック』に影響された部分です(´Д`;)
りかこも日記で書いてますが、劇場用ポスターや予告をみた時点で
大半の人は「ああ、この船が沈むんだな」と予想したんじゃないでしょうか(笑
さて。
以下感想ですが、激しくネタバレありますので
まだ観てない人で、あとで楽しみに観たいと思ってる方は気をつけてくださいヽ(´ー`)ノ
俺の記憶が確かなら、予告編やCMで
「シリーズ初、同時進行する2つの事件」というフレーズが使われていたはずです。
が。
終わってみれば、2つの事件ってのが
いったいどれとどれのことだったのかハッキリしません( ̄~ ̄;)
園子が襲われた事件と、会長と社長が襲われた事件?
(同時進行でもないような気が・・・)
または事故死を佐藤刑事と千葉刑事が調べた件と、会長と社長が襲われた事件?
(これも同時進行って感じじゃないですよね・・・)
会長と社長が襲われた事件と、船の爆破沈没計画?
やっぱりこれのことなんでしょうか。
でも、あれってシナリオライターの男が立てた殺人計画を、
設計士の女が便乗する形で自分の殺人計画に利用したんだから
事件じたいは1つの出来事であって
「同時進行する2つの事件」っていう表現は微妙な気がします(´Д`;)
あと、
設計士の女がバスローブ着て社長になりすましてわざと襲われ、
用意した血糊にナイフを突き刺すっていうところは
万が一、本当に刺されてしまったらアウトなんですよね。
ラストに小五郎をボコボコにしてるから格闘技の猛者ということなんでしょうけど、
緻密な計画というにはあまりにもリスキー。。。(´Д`;)
さらに言えば、
シナリオライターの男が会長を巴投げで海へ放り投げたとき、
じつは設計士の女が会長の背中を刺していたことになってますけど
どう考えても投げた瞬間に女の姿がみえる気がします(´Д`;)
それと、
クルーザーに乗っていたコナンが、
ジェットスキーで沈没寸前の客船へ戻ろうとしてるのを高木刑事が発見するシーンも問題。
相手は小学校低学年です。ふつう止めるか何か言うと思うんですが
高木刑事、何も言わずスルー。。。(゜Д゜)
まだあります。
ジェットスキーに乗ったコナンは
客船へむかう途中、園子と阿笠博士の救命ボートの前を通りすぎるんですが
そこで博士がモロに「新一!?」って言って、園子も「えっ?」って反応してます。。。
で。それについてはその後、一切説明なし。
いやいや、ぜったい園子にバレたから!(´Д`;)
悪いところだけじゃないんですけどね。
序盤に「バレーボールを蹴ったら怒られるよ!」って
りかこも俺もツッコミを入れてた部分がラストの重要な伏線だったのは意外だったし、
小五郎の見せ場あり、コナンの追撃シーンあり、灰原の萌え発言あり、
蘭の子ども時代のノロケ話あり、劇場版コナンお約束のラストの大ピンチからの脱出ありと、
かなり見どころ満載なんです(´ー`*)
なんですが。
・・・詰め込み過ぎちゃったんですかねぇ( ´ー`)=3
なんか、イマイチまとまりのない感じがしました。残念です。
評価★★☆☆☆
前作の『銀翼の奇術師(マジシャン)』が大絶賛できる完成度だったので、
ついつい期待しすぎてしまったのかも知れませんね。
『水平線上の陰謀(ストラテジー)』とか、やりすぎちゃった感のある
サブタイトルに騙された部分もあるかも(笑
次回作は劇場版コナン10周年。
問題のサブタイトルも『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』と、シンプルなものになっています。
なんとなく、ホームズ等の世界の名探偵とかに絡めた話っぽいですね。
俺がアニメマニアだと知ると、普段アニメをみないタイプの人はたいてい
「面白いアニメありますか?」
って聞いてくるんですが、
そういうとき俺はコナンの映画を勧めるようにしています。
劇場版コナンは
「大人が観てもじゅうぶん楽しめて、マニアックではない間口の広いアニメ」
と自信を持ってますからね。
今回のストラテジーは微妙でしたが、次回作に期待してますよヽ(´ー`)ノ