観ましたヽ(´ー`)ノ
(※以下、ソフィが呪いでおばあさんになることは、
DVDのジャケットにも書いてあるのでネタバレに含まない方向で進めます)
いや〜 知り合いから面白かったという情報はもらってたんですけど、
宮崎 駿監督の前作品『千と千尋の神隠し』が
俺的にあんまりにも意味不明だったもので
ハウルも似たようなもんじゃないかとタカをくくっていたんですよね。
観てみたら普通に面白くてビックリでした(笑
ハウル役に木村拓哉を選んでたところとかも、
なんだか無理矢理の苦しいネタ作りしてるような印象を受けさせた原因だったんですけど
そのキムタクボイスも、きいてみればこれが普通に合ってました。
いや、
むしろ始まってすぐに「ハウルっぽい」と感じさせられたくらいです。
これはキムタクの演技力なのか、監督の演出の巧さなのか、
はたまた俺がキムタクの出てるドラマやら番組をまったく観ないからなのかは不明ですが。
まあ、
アニメオタクってものは声優の選択をミスってるアニメをみると、
即座に「声あってね〜〜〜〜! ここは○○か××のがいいだろ!」
とツッコミたくなる人種ですから、俺になんとも感じさせなかったということは、
さすが『ハウル』は一流作品だったということなんでしょうね。
もう一つのツッコミどころだった主人公のソフィー役(倍賞千恵子)も、
ああいう演出(観た人ならわかると思いますが、以下カッコ内はネタバレ。Ctrl+Aで出ます
「ソフィの年齢が行ったり来たり、気づかないくらい少しずつ若返ったりする」演出)
ならあの人は適任だったと思います。
てか、おばあさんの声うますぎでしょう(´Д`;)さすが女優。。。
確かに、若いときの声は
特に開始直後のあたりはちょっとムリな感ありますけどね(笑
呪いでおばあさんになっても心は18歳のソフィ。
言葉のはしばしに若い娘らしさがかいまみえ、
それが年老いた外見と相まって、だんだん若いときより可愛くみえてくるのだから
本作の宮崎マジックはなんとも見事なものです( ´ー`)=3
女性は何歳になっても女の子 ━━ とは、某女神さまっのお言葉ですが
まさにそのとおりですね(´ー`*)
(以下のかぎカッコ内はネタバレ。Ctrl+Aで見えます)
女性は「恋をしているときが一番可愛くなれる」とは
ずいぶん使い古された言葉のようですが
それを究極とも言えるあそこ(老婆でさえ可愛い)まで高められると、
もう気持ちよくさえありました。
すばらしいの一言!
ひさびさにいいときの宮崎アニメを観た気がしましたよヽ(´ー`)ノ
評価★★★★★