発売即で買ってきてたのに、
読むのを忘れること数日・・・
さらに今度は読んだことをすっかり忘れること数日・・・
そんなデスノート9巻、今さらですが感想です(´Д`;)
当然、ネタバレが含まれますので
デスノート 第9巻
(話数でいうとpage.71「接触」〜page.79「白々」の9話分を収録)
をまだ読んでない人で、これから読もうと思ってる人は注意してくださいね(´ー`*)
さて。
今回の一番の見どころは、
やっぱりライト父(夜神総一郎)が死神と「目の取引」をしてメロたちのアジトへ突入するところでしょうか。
以前、L (2代目L=夜神月)は、アメリカ大統領の特殊部隊を突入させましたが
頭の悪い死神シドウのせいで失敗に終わりました。
今回は、キラ(もちろん月)からの提案での共同戦線ということで
シドウの説得・目の取引と、リュークがうまいこと立ち回って
(というか、シドウの件を黙ってた責任をとらされただけですが)
の作戦です。
ライト父の、誰よりも強い正義感と、
しかし娘のために殺人ノートを犯罪者に渡してしまったことによる
彼ゆえの激しい罪悪感。
生きている限り一時も忘れることのできない2つの感情が
彼を責め、彼を突き動かします。
悲痛すぎる彼の決意・・・。
そのうえ、彼は死にぎわでさえ、息子・月の寿命が見える
(デスノートの所有権を持っていない=キラではない)ことを確認し、
安心し、喜んでいます。
なんていい父親なんだろう。。。(つД`)
そんな父の最期でさえ計算ずくで芝居をしなければいけなかった月は、
「デスノートを使って人を殺した人間は、天国にも地獄にも行けない」という
ノートのルールそのものの道を進んでいるようにみえました。
月は新世界を作ろうなんて思ってるようですが
たとえ新世界が作れたとしても、
自分を愛してくれる人や肉親さえ利用して行かなければならなかった彼は
最後には哀れみの目でみられることになるんでしょうね。
たとえどんなにみじめなことになっても、
自分は生き残って神にならないといけない。
だから寿命を半分にするような目の取引はできない。
肉体である命(寿命)を投げ出す犠牲なんて安っぽい。
デスノートの世界において、命は精神より軽いもの(?)。
月は命より重い精神を犠牲にしているのだから、
もしや、これこそが本当の自己犠牲であり、
=神ということに!?(´Д`;)宗教ハイッテキタヨー
ときとう駅長は、クリスマスプレゼントには
本物のデスノートが欲しくて夜も眠れません。