CD-Rを世界で最初に開発し、
高品質なメディアのメーカーとして有名な太陽誘電の社長がクビになったそうです。
今月1日に行なわれた取締役会で、
「社長は8回の接待で100万円も使って豪遊している」
と叩かれたためなんですが、社長は
「一回十数万円程度の接待費用は常識の範囲内ではないのか」
と主張。
「では一回いくらまでなら許されるのか基準を明確にしてもらいたい」
と残して辞任したそうです。
その接待のうち1つというのが、社長が福島県の子会社に出張したときのこと。
子会社の社長、地元商工会関係者、市町村合併で退任する町長ら5人でゴルフをやったあと、
地元コンパニオンを呼んで宴会をした・・・というもの。
で、その費用が十数万円。
社長クラスの宴会としては、特別におかしな金額ではない気がしますし、
(てか、官僚なんかの宴会に比べたらよっぽど控えめなんじゃ?)
地域社会に貢献するのが太陽誘電の企業理念らしいので
地元のコンパニオンを呼ぶのもまあ道理かと。
東京のキャバクラで宴会するよりよっぽどマシっぽいんですけど(´Д`;)
なかば因縁をつけられるような形で辞任に追い込まれた社長には、
同業他社の社長や、太陽誘電社員から励ましの電話が絶えないということですから
本当に悪いことしてたのかどうか考えるまでもないようです。
前社長さん、おつかれさまでした。
俺は三菱化学派でしたけど、CD-Rにはお世話になりましたよ(つД`)