飲んだくれ


お巡りさんに捕まってしまったので、やり直すことに。


店の戸を叩いてみる。


反応がない。


ウソをついてみる。


・・・・・・・・・・。


オッサン、そんなんで出てくるなよ。。。


どんなウソを付いたのか、気になる人は、

どないしよう?


まぁいいか。


出てきた主人に話を聞く。

あの客がどこでアンコウを食べたのか。。。



よし!情報は揃った! 部長に外出届け出して行くぞ!!


と、思って会社に戻ったが、話が進まない。何故だ・・


自分の机。見る。とる。かける。


栗田の机。部長の机。食堂。資料室・・・


進まない。なぜだ。


会社の外に行ってみる。


あの料理屋にも行ってみる。

みる。はなす。


「山岡さんっ! いい日本酒が入ったんですよ、持っていきませんか?」


お。話が進んだ。

くれるなら貰っていこう。 「はい。」


お金をはらって、山岡は日本酒を手に入れた。


タダじゃないんかいっ!(; ̄Д ̄)ノ


フ。。世の中そんなに甘くないよな。。。。


日本酒を持って、出掛ける。

煙草屋のお婆さんに、魚市場の場所を聞いて行く。

市場の人に組合の場所を聞く。

組合の人に、アンコウが欲しいと頼む。


「バカ言っちゃいけないよ。この季節にアンコウは獲れないよ。」


組合員のくせに。 なんて無知なんだ。


仕方がないから、魚市場に戻る。


話をすると、珍しい魚を穫ってくる人がいるらしい。


確かゲンゾウさんだったかな。 記憶消去。


港へ行き、ゲンゾウさんを探す。

船は見つかったが、ゲンゾウさんが居ない。


魚市場へもう1回行ってみる。

反応なし。


組合に行ってみる。

反応なし。


もう1回港に行ってみる。

進化なし。


と、いうことは・・・。


煙草屋のお婆さんの所へ行ってみる。

ゲンゾウさんは居酒屋に行ってるそうな。

居酒屋だったっけな。 とりあえず酒が飲めるとこ。


店に入ると、飲んだくれなオヤジを発見。


話をしてみる。


アンコウを穫って欲しいと頼んでみる。







断られた。